「ねー、スクアーロ、ちゅーしようよ」
「う゛お゛ぉい;何言ってんだお前ぇ;;」
本当のことを言っただけなのに
ただ、キスがしたくなっただけ
なのにスクアーロときたら、吃驚したのか引いたのか
あたしから一歩離れた
「なんで離れるのー?」
「頭でも打ったかぁ?」
「ばか」
スクアーロはなかなかあたしの心の中を察してくれない
付き合ってもう1年以上経つのに、なんでよ
「あたしはただスクアーロとキスしたいの」
「そんなもんいつもしてやってるじゃねぇかぁ」
「だから今したいんだってば」
あたしはぐっとスクアーロとの間を詰めて
少しだけ背伸びをして両腕をスクアーロの首に回した
「ねー、ちゅー」
「・・・・っち、わかったよぉ」
「舌打ちなん・・・んっ」
あたしが文句を言おうとすると、
スクアーロはそれを許さず、いきなり後頭部を掴んで噛み付くようなキスをした
「んぅ・・・はっ・・・す・・ぁーろぉ・・・////」
「そんな可愛い声出すんじゃねぇ」
我慢できなくなるだろがぁ
とスクアーロはあたしの胸を触りながら意地悪く笑う
「もう我慢できてないくせに」
「わかってんじゃねぇかぁ」
当たり前じゃない、
あたしはスクアーロと違ってちゃんと心の中がわかるのよ
だから、キスしようって言ったんだし
ねぇ、もっともっと
甘い甘いキスをして